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マコガレイの産卵期
津軽海峡周辺には、木古内湾、下北半島、陸奥湾、津軽半島の4つのマコガレイ個体群があります。それぞれ、木古内湾群は2月下旬〜4月中旬(盛期:3月)、下北半島群は1月中旬〜2月中旬(盛期:1月下旬〜2月上旬)、津軽半島群は4月上旬〜5月下旬(盛期:4月中旬〜5月上旬)、陸奥湾群は11月下旬〜1月上旬(盛期:12月)に産卵期があると推定されています。 |
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4つの群の産卵期は全体としては半年にわたっていますが、各群が固有の産卵期をしめしています。陸奥湾群が時期的に最も早く、下北半島群、木古内湾群、津軽半島群の順に産卵期が遅くなっています。つまり、この4つの群は地理的に近接していながら、固有の産卵期を維持しています。木古内湾群と津軽半島群との間には産卵期の重なりが少し見られるものの産卵盛期は明瞭に分かれています。
以上の事は、木古内湾群および他の3群は、それぞれが独立した1つの系群であることを強くしめしています。産卵期の分離は系群が独立し続けるための確かな方法の1つです。生殖的な交わりが生じなければ、他群の遺伝子が流入してくる機会も無い。従って各水域に適応した固有の生活史や資源の動態パターンも乱されることもないわけです。 |
マコガレイの稚魚調査
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平成10年度マコガレイ稚魚採集結果
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調査日
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調査水深(m)
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平均全長
(mm)
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3
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5
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7
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10
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15
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4/20
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0
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0
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0
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0
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0
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-
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4/30
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0
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3
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0
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0
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5
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8.1
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5/12
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0
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0
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0
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0
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11
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11.5
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5/25
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0
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0
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0
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4
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4
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14.8
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6/19
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0
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0
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0
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1
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2
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20.0
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7/16
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-
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0
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0
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0
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5
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26.4
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8/27
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-
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0
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3
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1
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15
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58.6
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10/6
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-
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0
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0
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10
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15
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66.3
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知内町漁協では、マコガレイの稚魚の分布状況や、成育状況を把握するため、稚魚調査を行っています。
採集数は、上磯沖、木古内、岩部構内に比べて少なく、知内沖のマコガレイ稚魚は低密度で分布しているようです。
着底(カレイはある程度成長すると砂にもぐるようになります)直後の稚魚は4月30日、5月12日の調査で採取され、森越沖において、4月下旬から5月下旬にかけて着底が行われたと考えるられます。この着底次期は上磯よりやや遅く、福島よりやや早い傾向にあります。
この着底直後の稚魚は大部分が水深15mで採取されていて、知内沖での着底の水深は15m付近と推測されます。ちなみに、上磯沖での着底水深は3〜20mと広範囲でしたが、ピーク時の水深は5〜15mでした。
その後、上磯沖では稚魚が浅い水深帯に移動し、8月頃まで水深3〜5mが生息場所となり、9月頃から深部へ分散しています。一方、森越沖では稚魚がより浅い水深帯へ移動することなく、常に大部分が水深10〜15mに生息していました。この差異は上磯沖の海底地形は遠浅で、底質も比較的安定しているのに対して、森越沿岸は水深1〜7m付近まで急激に深くなり、底質も安定していないことが影響していると予想されますが、詳細は今後の課題にしていきたいと思っています。
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