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いきいき七尾魚が美味しい訳

いきいき七尾魚が獲れる漁場

七尾市は能登半島の中程に位置しており、天然の良港として栄えてきた七尾港を海の玄関口とし、古代より能登の政治・経済・文化の中心地として発展してきました。能登国守護の畠山氏が築城したと言われる七尾城跡からは七尾湾を一望することができ、開湯1200年を迎えた和倉温泉には七尾の新鮮な海産物を目当てに多くの浴客が訪れています。
 七尾市では古くから定置網漁業が盛んに行われており、戦国時代の末期から漁業が始まったと伝えられています。1579年(天正7年)には織田信長に出世魚「鰤」を献上した記録も残されており、定置網漁業の発祥の地の一つとされています。3000m級の山々を望む富山湾は、表層部が暖流の対馬海流・深層部には低温の海洋深層水の恩恵を受け、温暖な海の魚や寒冷の海の魚が混在して漁獲されます。加えて、日本アルプスから森の栄養が豊富に届けられ、餌となるプランクトンや小魚が豊富で良質な漁場が形成されています。


    写真:上空から撮影した七尾市沿岸部(富山湾)に敷設された大型定置網


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定置網と言う漁法

 富山湾には大小約150もの定置網が敷設されており、四季を通じて回遊性の魚を主として多種多様な魚が漁獲されます。岸から沖合い1〜2キロメートルに設置された定置網は、鮮魚を漁獲して素早く出荷することができることから鮮度保持に優れており、滅菌海水や海水シャーベットの沖〆めで品質劣化に対応しています。
 もう一つ定置網漁法が注目を集めているのは、他の漁法が魚群を根こそぎ漁獲しているのに対して、定置網は全てを漁獲せず一部を逃がすことで資源保全を行っていることです。併せて、網目の拡大や種苗放流と言った漁業者が主体となった資源回復への取組みも行われています。


写真:敷設されている定置網のイメージ図

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漁獲から出荷までの鮮度管理

七尾市の沿岸部に敷設された定置網の一番の特徴は、漁港から漁場までの距離が沿岸部から1〜2km程度と近いことです。漁獲された鮮魚は、砕氷や冷海水で急速に冷やすことで鮮度の劣化がおきにくくなり、消費者の食卓まで鮮度を維持することができます。沖合いで漁獲、すぐに漁船の魚槽に引上げ、殺菌処理を行った滅菌冷海水やマイナス2度の海水で作ったシャーベット氷を使用することで、海水の濃度を低下させることなく鮮度保持を行うことができます。
 「いきいき七尾魚」はこうした鮮度保持を行い、尚且つ鮮魚を衛生的に出荷を行うために20項目以上を定めた「衛生管理マニュアル」を作成しています。“素早く沖〆め”、“きちんと鮮度管理”を実践し、能登・七尾の海から全国に「新鮮で・美味しく・安心な鮮魚」をお届けするため、日々取組んでいます。
 
 
写真:滅菌冷海水製造装置
 
写真:海水シャーベット製造装置

写真:陸揚げした鮮魚は魚種別に選別され市場へ

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