資源管理型漁業とは?
自然界の仕組みを理解したうえで、魚を減らさないように調整して漁獲する漁業を資源管理型漁業といいます。

資源管理型漁業の必要性について
今の時代は、昔に比べて漁獲される魚が減少しているといわれています。
主な理由として、
(1)漁業技術の向上や漁労設備の充実による漁獲量の増加
(2)生活排水や工業排水、埋立により魚が産卵したり、育ったりする環境が減少している
    ことが挙げられます。
    そのため、永続的に魚を漁獲していくためには、「限られた水産資源」を管理する
    ことが重要となってきます 。

資源管理の方法について
「資源管理型漁業」といいますと、非常に広い意味で用いられておりますが、
 大別すると次の管理手法が挙げられます。

(1)産卵時期や稚魚期の魚を守るため、禁漁期間を設定する。
(2)魚の生息地を守るため、保護区域を設定する。
(3)水産資源の枯渇を防ぐため、漁獲量を制限する。
(4)漁網の目合を大きくするなど、漁獲サイズを制限する。
(5)稚魚を放流し、稚貝を養殖するなど、栽培漁業に取り組む。

これらの管理については、国の漁獲可能量制度(TAC制度)、県の漁業調整規則、漁協の漁業権行使規則、漁業者団体の自主規制等、様々なルールに基づいて行われています。

その他の資源管理活動について
海の環境を守るための活動は海に限られたものだけではありません。
例えば、海の環境に配慮して洗剤の使用量を減らすことや、海浜清掃活動、山に木を植える活動も「資源管理活動」の一つです。