「アジ」 クッキングはこちら →
アジ アジ食ばなし

食材としてのアジ
アジ写真  日本の食卓にもっとも多く登場するアジ。クセの少ない淡白な味と深いうま味が万人向けで正に魚の基本形といえる魚で、体に良い成分もバランス良く含まれている。
  アジ(味)がよいために「鯵」になったといわれるほど、申し分のない味、うま味があり、様々な料理でその味わいを楽しむことができる。
 江戸時代に編纂された『本朝食艦』にも「味わいが甚だ香美で、最も炙食(やきもの)に良い。」「どの品類より絶勝(すぐれて)いる。」などと記されて、その味の良さが絶賛されている。
 アジは暖流系の魚で北海道南部以南の日本各地に分布し、沖合回遊性の体色の黒いものをクロアジ、沿岸定着性が強く(瀬つき)背中が淡い黄褐色のものをキアジと呼ぶが、味のいいキアジに人気がある。
  また最近では養殖も行われているとともに、各地で漁獲されるアジのブランド化も進んでいる。年間の水揚量は平成13年で21万2千トンでした。



旬と産地

アジの分布 この時期が最高!→5月〜7月
小型アジは夏、大型アジは冬だが、ほぼ1年を通じて漁獲される。

北海道南部以南の日本各地で漁獲され、沖合いを回避する群れと瀬つきの群れの二群がある。
生産地ベスト3(平成13年)
(1)長崎県
(2)島根県
(3)茨城県



栄養〜アジに多く含まれる栄養と効能〜
栄養素
たんぱく質
タウリン
ビタミンB
カリウム
EPA(エイコサペンタエン酸)
DHA(ドコサヘキサエン酸)



〜これに効く!〜
動脈硬化を防ぐ
視力低下を防ぐ
高血圧を防ぐ
ストレスの改善



漁師直伝!おいしいアジの見分け方
触ると身が固い
身にツヤ光がある
目が澄んでいる。
細かいウロコがある
1尾100〜150gくらいの大きさのもの。(マメアジ以外)



アジの漁法
定置網漁
まき網漁
1本つり漁





「アジ」 クッキングはこちら →