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食材としてのヒラメ | |
白身魚の中でヒラメは肉質が緻密で、脂肪の含有量も極く少量なので離乳食や病人食にはもってこいの魚です。ビタミン、ミネラルも特別多いものはなく平均的に含有しており、多少ナイアシンが多い為、性ホルモンや血液循環を促進する働きは大きいです。底魚なのでゼラチン質が多く、骨の形成、皮膚組織の形成の働きへの関与はすばらしいので1尾丸ごと料理する工夫を楽しみましょう。 料理法は先ず、1尾からの下ごしらえ‘身の捌き方’は両面の鱗を包丁で剥き取ります。頭、内臓を取り除いてよく洗い、自分に対して縦に置き、中央の背骨に沿って包丁を入れ、左右に身を剥き取って身を2枚に卸します。両身で身が4枚、骨が1枚で5枚卸しになります。刺身用は皮を剥き取って使い、皮も80度位の湯をさっと通して氷水で冷やして盛り合わせます。縁側も刺身、鮨種にしたり、焼き物、揚げ物など、色々と料理出来ます。ヒラメの刺身は薄いそぎ作り(柳葉作り・・やないばつくりと読む)、引き作りが一般的で、この薄作りをヒラメの刺身風サラダ(中華味)に作り上げると万人に好まれる料理になり、ソースを変えてイタリアン、フレンチ、エスニック風と色々に楽しめます。塩で〆て昆布〆にすると美味しいです。これを和え物、サラダにもお薦めです。焼き物は塩焼き、タレ焼きからムニエルが美味しいです。このムニエルをワイン蒸しにしてヒラメの2色野菜ソースを作り、ソースとの味わい方で味の広がりを、楽しみながらオリジナルな料理に発展させましょう。煮つけ、揚げ物、吸い物も色々な味わいの広がりを作れる魚です。 |
旬と産地 |
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この時期が最高! |
旬: |
栄養〜ヒラメに多く含まれる栄養と効能〜 | |||||||||||||||||||||||
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おいしいヒラメの見分け方 | ||
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ヒラメの採法
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このページは、全漁連料理教室講師の田口道子先生が旬の魚を使った調理法・料理をご紹介します。 |