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カキ カキ食ばなし

食材としてのカキ
カキ写真 「海のミルク」と呼ばれるほど栄養価の高いカキ。生食をはじめ鍋材料、オイスターソースと幅広く利用されている。生食を好まない欧米でも、カキに限っては生で食べる習慣があり、貝類の中でも消費量が高い食材である。
 カキの仲間にはイワガキ、ケガキ、シイタボガキなどがあり、イワガキのみ夏が旬。カキの生産のほとんどは養殖。カキの養殖は江戸時代初期、広島で自然発生的に始まったといわれ、当時の様子が絵になって残っているほど盛んだった。現在は主に広島と三陸で生産され、生産量は海外に輸出するほど大量になった。



旬と産地

この時期が最高!→ 12月〜翌年2月
9月頃から翌年の4月頃まで安心して食べられるが、旬は冬。イワガキの旬は夏。

日本各地の岩礁地帯に分布しているが、生産のほとんどは養殖。
国産物の生産地トップ3 (平成12年)
1)広島県
2)宮城県
3)岡山県



栄養〜カキに多く含まれる栄養と効能〜
栄養素
亜鉛
タウリン
カルシウム




〜これに効く!〜
貧血症を抑える。
悪玉コレステロールを減らす。
胆汁の分泌を促進する。
歯や骨格を作る。
内臓を強化し、血液を増やす。
精神安定の治療に効果がある。
二日酔いに有効。



漁師直伝!おいしいカキの見分け方
<貝がらのとき>
フタが開いていない。
においがしない。
<むき身のとき>
ふっくらとツヤのあるもの。
においがしない。
さわってネトネトしない。
身に張りがある。



カキの漁法
いかだ式(いかだに種苗を付着させた貝がら、ロープ等を直接垂下するもの及び種苗を入れたかご又は網袋を垂下して養殖を行うもの)
簡易垂下式(海底に丸太、竹等の杭を立て、これに木、竹等を渡し、種苗を付着させた貝殻、ロープ等を直接垂下するもの及び種苗を入れたかご又は網袋を垂下して養殖を行うもの)
はえ縄式(たる、合成樹脂製浮予等を使用して海面に縄を張り、これに種苗を付着させた貝殻、ロープ等を直接垂下するもの及び種苗を入れたかご又は網袋を垂下して養殖を行うもの)




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