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マサバサバ食ばなし

食材としてのマサバ
 魚に青と書くサバは光物(青背魚)を代表する魚。昔からサバにちなんだことわざや言葉が多くあるように、日本人にとって最も身近な食材の一つ。日本近海でとれるサバは主にホンサバ・ヒラサバなどと呼ばれるマサバと、マルサバと呼ばれるゴマサバの2つだが、秋に脂がのりおいしくなるのはマサバの方。春から初夏にかけて産卵を終えた魚体に脂が戻り、いわゆる秋サバと呼ばれる丸々と太った物が各地で水揚げされる。
 サバのEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)の含有量は青背魚の中で群を抜き、この時期のサバは美味だけでなく栄養価も高い。日本人が一年間に食べるサバの量は年間でおよそ40万トン。
マサバ写真



比べてみれば!マサバの値段

浜値(松浦漁港) 83円/kg(10月の平均)
東京市場(築地) 700円/kg(10月31日)




旬と産地

マサバの分布 この時期が最高!→ 10月 〜12月
 旬は春と秋。マサバは秋から冬にかけて特においしい。ゴマサバの旬は春から初夏。

 日本各地の沿岸に分布しています。

国産物の生産地トップ3 (平成12年度)
1)長崎県
2)静岡県
3)茨城県



栄養〜マサバに多く含まれる栄養と効能〜
栄養素
EPA(エイコサペンタエン酸)
DHA(ドコサヘキサエン酸)
ビタミンA
ビタミンB2
ビタミンD
鉄、ナイアシン
 





〜これに効く!〜
ガンや血栓症、痴呆症の防止に効果がある。
高血圧、肝臓病などの成人病予防に効果がある。
健康な爪や皮膚をつくる。
骨や歯の発育を促す。
口内炎や口角炎を防ぐ。
皮膚の炎症を防ぎ、肌を健康に保つ。
トリ目やカスミ目を防ぐ。



漁師直伝!おいしいマサバの見分け方
身の柄の濃い。
背が青く、腹が白い。
背や全体がピンクや黄色の玉虫色に輝いている。



マサバの漁法
まき網(あみ)漁
棒受け網漁
たもすくい漁




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