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マダイ食ばなし

食材としてのマダイ
タイは白身魚の代表で、日本料理の代表的な食材の一つ。
日本産のタイの仲間にはマダイ、キダイ、チダイ、クロダイなどがあるが、その頂点に立つタイはマダイ。結婚式など、おめでたい席の祝い膳にはかかせない。以前は高級魚としてなかなか手に届かない魚だったが、最近は天然物に加えて養殖物も増え、求めやすくなった。そのため消費量は増加し、日本人が一年間に食べるマダイの量は年間でおよそ
天然 養殖
平成元年 13,206t 45,466t
平成11年 15,731t 87,250t
10万トン!(平成11年)10年前に比べるとほぼ2倍である。
マダイ写真



比べてみれば!マダイの値段

天然物 養殖物
浜  値 5,000円〜4,000円 900円
東京市場(築地) 9,900円〜1,150円 1,600円〜750円

(平成13年3月30日時点)




旬と産地

産地地図 この時期が最高!→ 4〜6月
一年中とれるが、特においしいのは冬〜産卵期の春。産卵の時期と桜が咲く時期が似ていることから、この頃のマダイは「桜ダイ」と呼ばれている。主な産地は瀬戸内海、日本海、東海、房総。国内生産は天然物と養殖物の2種類がある。
天然物の生産地ベスト3は、
1)愛媛県  2)長崎県  3)福岡県 (平成11年)
養殖物の生産地ベスト3は、
1)愛媛県  2)三重県  3)長崎県 (平成11年)
ただし、兵庫県産のマダイは“明石のタイ”として、鹿児島県産のマダイは味、姿が良く全国評価が高いことで知られている。



栄養〜マダイに多く含まれる栄養と効能〜
栄養素
タンパク質
タウリン
EPA(エイコサペンタエン酸)
DHA(ドコサヘキサエン酸)
ビタミンB1、B2(内臓部分)




〜これに効く!〜
成人病予防(高血圧、動脈硬化、ガンなど)
ダイエット
ストレス
美肌
視力低下予防
胎児や新生児の脳や視力の発育
食欲増進
脚気(かっけ)予防



漁師直伝!おいしいマダイの見分け方
<一尾まるごとを選ぶとき>
体の色があざやかできれい。(日光やエサのため、養殖物は天然物より黒っぽい)
目が白くにごっていなくて、すっきりとしている。
目の上の部分が青むらさき色に輝いている。
マダイである証拠は尾ひれのフチが黒いこと!
<切り身を選ぶとき>
白身に透明感がある。
血合い(白身と血が混ざった部分)の赤色がきれい。
パックをかたむけても液汁が少ない。





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