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タラ タラ食ばなし

食材としてのタラ
タラ写真 冬の鍋の食材として欠かせないタラ。漢字で「鱈」と書くように、冬を代表する魚である。日本でタラと呼ばれる種類には、マダラ、スケトウダラ、コマイなどがあるが、北海道沿岸と北陸ではスケトウダラを、その他の地域ではマダラを指すことが多い。スケトウダラの卵巣を塩蔵したものがタラコ、タラコを唐辛子で調理したものがメンタイコ。マダラの卵巣は「真子(まこ)」と呼ばれている。お腹いっぱい食べることを「鱈腹(たらふく)食べる」と言うが、産卵期を迎えた成魚のタラは、カニやエビ、イカ、カレイなど身近な生物を何でも食べてしまうほど大食いなことに由来するといわれている。
日本人が一年間に食べるタラの量は年間でおよそ20万トン。
(原魚換算。一部国産の物はカマボコ等の原料になります。)



比べてみれば!タラの値段

浜値(釧路市場) 800 30円/kg(平成14年1月8日)
東京市場(築地) 2,000 500円/kg(平成14年1月8日)

 (つり物) (あみ物)



旬と産地

タラの分布 この時期が最高!→ 11月 〜1月
通年とれるが、冬が旬。特においしいのは厳冬期。

タラは青森県以北の北太平洋、日本海では中国地方まで分布。
群れをなして外洋を回遊するものを「沖ダラ」、回遊せずに
岩盤の割れたところに棲息するものを「根ダラ」と呼ぶ。

国産物の生産地トップ3 (平成12年度)
1)北海道
2)宮城県
3)岩手県



栄養〜タラに多く含まれる栄養と効能〜
栄養素
ビタミンA
ビタミンD
低脂肪
ビタミンB1・B2(タラコ)
タンパク質





〜これに効く!〜
カルシウムやリンの吸収を高める。
骨粗しょう症に効く。
肝油の材料となる。







漁師直伝!おいしいタラの見分け方
<一尾まるごとを選ぶとき>
大きいもの。
背中の模様がはっきりしているもの。
腹の色が白いもの。

<切り身を選ぶとき>
身に弾力があるもの。
透明感があるもの。
ぬめりのないもの。



タラの漁法
刺し網(さしあみ)漁
底曳(びき)網漁
はえ縄漁





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