資源管理型漁業とは・・・
 大切な水産資源(魚たち)を減らさないようにし、計画的に獲る漁業のことを資源管理型漁業といいます。
 例えば、禁漁期間を設定して、漁業を行わないとか、産卵場であるような場所を禁漁区として設定し、その場所では、一切漁業を行わないなどがあります。その他にも、網の目合いを大きくしてやり、小さな魚は、網に入っても逃げられるようにしてあげるなどの取り組みも行われています。

 下の図は底曳網漁業における、ズワイガニの保護へ向けた取り組みと、漁獲量との比較です。
 資源管理の取り組みにより、徐々に漁獲量が回復してきているのが現れています。
  このズワイガニの漁獲量は、昭和55年に約56トンまで減少しましたが、平成11年度漁期においては、約194トンの漁獲量となり、資源管理の取り組みを始めてから、最高の漁獲量となりました。

 以下漁業者が行う資源管理の取り組みの内容を紹介します。


 【マダイの保護に向けて】
   (漁業者は尾叉長(頭から尻尾のくびれまでの長さ)10cm以下のマダイは再放流します)
 

@網の目合いを大きくしやることにより、小さなマダイは、網の間を抜け逃げていきます。 A網に入ってしまった小さなマダイはタモですくい、網の外に逃がしてやります Bマダイが快適に生活していける場所を人工的につくってやります。
C年間京都の海には約100万尾のマダイ稚魚が放流されています。 漁業者だけでなく、地域住民等の協力を得て、稚魚が放流されていきます。
放流されるマダイの稚魚 放流されるヒラメの稚魚
放流されるマダイ稚魚 産まれて間もないマダイ稚魚(顕微鏡写真) 放流されるヒラメ稚魚 産まれて間もないヒラメ稚魚(顕微鏡写真)
京都府栽培漁業センター等の施設でマダイ等の採卵・産卵が行われています
           
サザエ等の磯根資源を守るため、漁業者が中間育成(ある程度の大きさになるまで漁業者が育ててやる)を行い、サザエ稚貝を放流してやります。放流にあたっては、左写真のように放流稚貝には、リングを取り付けたりして、放流貝を見分けやすくして、生き残りの数等を把握するために利用します。また、大切なサザエ等の資源を守るため、漁場監視を夏場を中心におこなっています。
ポスター・ステッカー・看板等を作成し、資源管理の取り組みを皆さんに理解していただけるよう取り組みを行っています。
 サザエ・アワビなどには資源を有効に利用するために、漁獲サイズ、禁漁期間が設定されています。

 海に親しむ皆さん(遊漁者のみなさん)が使用できる漁具や、漁法は下記のものと決められています。