焼き物のコツ!
 焼き魚もちょっとしたことで、味も見た目も美味しくなります。
●10〜20分前にふり塩をします。
 塩焼きにする魚は、必ずふり塩をします。10〜20分程おくと、塩が魚になじんで身がしまります。姿焼きにする場合は、ヒレが焦げないように、焼く直前に「化粧塩」をします。
●串の打ち方でおいしさが引き立ちます。
 金串の打ち方によって、美味しさが引き立ちます。また、焼きあがって身が冷めてからだと串が抜きにくいので、途中で串を回し、身離れさせておくことが大切です。
●焼き加減は表6、裏4の割合で・・・・
 金網は火にかけ、空焼きしてから魚を乗せます。魚は、盛りつけて表になるほうから焼きます。
●炎から離して焼きます
 昔から焼き魚は、「強火の遠火」といわれています。これは、水気を失わず、しかも香ばしい味の秘訣です。ガスコンロは強火にし、両脇にアルミホイルで包んだレンガを置き、その上に金網をのせて焼くときれいに焼けます。
●つけ合わせにも工夫を・・・
 はじかみ、菊花、カブなどの酢のもの、ししとうなどが合います。


煮物のコツ!
●平鍋で煮るようにします。
 魚を重ねて入れるのは、煮崩れの元になります。並べて煮ることのできる底の広い鍋を選びます。
●煮立ってから魚を入れます。
 煮汁が沸騰しないうちに魚を入れると、うまみが溶け出してしまいます。煮立ったところへ入れれば、魚の表面が急に固まり、うまみは魚の中にとどまります。
●落としぶたがコツです.。
 煮汁は普通1尾分で、水、酒、醤油、各1に対し、砂糖1/2です。しかし少量ですから魚は浸りません。そこで落としぶたを使えば、煮ている内に煮汁がよく回り、美味しくなります。更に、臭みを持った水蒸気がどんどん外へ出てしまうので、生臭みもなくなります。
●ふっくらと煮上がる時間
 弱めの中火で、煮汁が1/2〜1/3になるまで煮ます。これで煮魚の出来あがりです。小さい魚、あっさり煮たい魚は、短い時間で。大きな魚、脂の強い魚は長めの時間で調整します。鮮度のよい魚は、短時間で煮たほうが、美味しさを生かせます。
●香り付けでおいしく
 生姜、長ネギ、山椒の実、梅干等が煮魚と合います。煮汁の中に最初から入れ、香りと味を移します。


揚げ物のコツ!
●早めに下ごしらえ
 魚の水気で油がはねたり、衣がはがれたりしやすいので、下ごしらえはスピーディーにして、揚げる前に十分水気を切る。
●衣は、揚げる直前に作る。
 《天婦羅の場合》
 小麦粉10、水7、卵3の割合で衣を作る。カラッと揚げるためには氷水を利用し、あまりかきまぜないようにします。(粉が残っている位でもよい)
 《フライの場合》
 小麦粉、溶き卵、パン粉の順につける。それぞれ大きめの容器に入れて用意します。どちらも、揚げる直前に材料に付けて揚げます。
●鍋の半分はあける。
 一度に揚げる材料の量は、使用する油の量の1/2までが最適です。これ以上だと油の温度が下がり、油切れの悪いべとついたものになってしまいます。また、同時に入れた材料全部が揚がるまで、次の材料を入れないようにします。
【一口メモ】
 油の量・・・・・〔天婦羅の場合〕  多め・鍋底から5cm
         〔フライの場合〕   少なめでよい。   
 油の温度・・・〔天婦羅の場合〕  高め(落とした衣がすぐ上がってくる程度)
         〔フライの場合〕   天婦羅よりやや低め。
 揚げ時間・・・〔天婦羅の場合〕  短め(イカや貝などは、長くなると固くなりまずくなる。)
         〔フライの場合〕   長め(衣が厚いので、火の通りが長くかかる。)