----- 全自動冷蔵庫と海洋深層水で差別化図る(P2)-----
静岡県・焼津市小川漁協
橋ケ谷組合長ほかに聞く

  漁協事務所を訪ねると、橋ケ谷善生組合長(写真前列左)、小池福松専務(写真前列中央)、蒔田尚悦参事(写真前列右)、佐藤正樹総務部長(写真後列)がそろって対応してくれた。
 小川漁協の所属漁船は遠洋カツオ漁船1隻、サバ漁船5隻、沿岸小釣漁船57隻の63隻で、組合員数758名。平成14年度の統計では、水揚げ数量23,570d・水揚げ金額30億6,100万円で、うちサバが数量で82%、金額で67%を占めている。
 「昭和50年代には千葉・神奈川・東京・青森・鹿児島・熊本のサバ漁船がたくさん来たね。漁場からは小川が1番近かったから。 1日に50〜60隻が荷を降ろしたこともある。
漁協事務所内
小川の所属船だけで30数隻いた時代だから」と昔の話が出てきた。小池専務はサンマ・マグロ・カツオ漁をやっていたが「平成4年に乗組員の確保が困難になって遠洋カツオをやめた。」当時はマグロ漁船も5〜6隻いてジャワ沖・インド洋まで出かけていたらしいが、「昭和60年代にはほとんどがやめて今は『豊国丸』1隻だけになった」。魚価安が最大の原因だ。
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橋ケ谷組合長ほかに聞く
セリ前の市場で
巻網漁船が入港

サバの棒受け網漁船も帰港
加工団地や全国へ配送
近い将来
地元の特産とサバを使った料理
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