デビュー待つアジかま |
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岐宿 婦人部長 水浦 サチコ
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島の周りはきれいな海です。海の底まで透けて見える自慢の海です。この海を汚したくないですね。取りあえずは海岸に打ち寄せるゴミです。ビニールの袋、ペットボトルが一番多いです。遠く海の向こうの大陸から流れ着くものもありますよ。悩みの種は、生ゴミを海に捨てる人があることです。昔はそれで良かったかもしれませんが、今では許されることではありません。私たちはこれを解決する一つのやり方としてEM菌を使って堆肥にする試験を始めています。
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婦人部の自慢の手作りかまぼこ |
私たちの婦人部の自慢は、手作りのかまぼこ作りです。アジのかまぼこです。今は設備が無いので、私たちが開発したものを各家庭で作っていますが、加工設備の建設を県庁に申請中です。これができると婦人部として特産品作りに取り組みます。名前も決まっています。アジのかまぼこは「岐宿巻き」。味をよくするために、これにエソを混ぜることもあります。それに「カツオのおぼろ」です。カツオのおぼろは季節のものですが、岐宿巻きは一年中作っています。注文を取ってから作りますが、毎月200本から300本にはなるでしょうか。施設の完成が待たれます。婦人部の中には、パソコンの講習を受けた人もいますから将来は婦人部のホームページを開いてPRしたいと思っています。 |
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五島の魚が美味しい訳 |
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福江市 五島料理 か乃う 宮本 紀行
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これぞ五島を代表する料理、五島の海と山を象徴した料理です。
五島の魚のおいしさは、食べていただくと直ぐにわかります。身のしまり具合、そして魚種の豊かさです。とりわけ五島の魚は五島で食べてこそおいしいのです。その訳は、第一に獲れた舞台が東シナ海。はるか沖合いでも水深が95メートル。浅い海は潮が速いのです。魚は流れに鍛えられて育ちます。身が締まって味がよくなるのです。第二に、五島近海では、南から北上してくる黒潮とベーリング海から南下してくる親潮がぶつかり合っているのです。そこにはプランクトンが集まります。それを餌にしている魚も集まってくるのです。魚種も多くなります。キビナゴからクジラまで、そして、スケソウダラやサケまで獲れることがあります。五島は魚の中に浮かんでいる島ですよ。この豊かな海を是非次の世代に引き継いで行きたいですね。 |
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