----- 交易で栄えた松前藩の名残があった (P2)-----
北海道・松前さくら漁協
近海物の鮮魚は地消費?
滝川八千代さんと車

入札風景

3 時近くになると一般鮮魚の入札が始まった。一本釣りや刺し網漁で漁獲された魚は漁業者が市場で選別しながら発泡箱に詰め、漁協職員が計量しながら船ごとに並べていく。小型漁船『巴丸』は 10 箱のメバルを水揚げしていた。メバルのほかホッケ・ガヤ・ハツメ・宗八カレイ・マガレイ・・・などが次々に落札されていく。仲買人の滝川八千代さんは娘さんと二人でトラックの移動販売をしているという。イラストの目立つトラックに積み込み作業をしながら「ホッケのすり身も造り、福島町から江良地区まで回っている」と話してくれた。


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