香川県・東讃漁協
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山田海岸風景

  香川県の東端にある大内町・白鳥町・引田町の3町は平成 15 年 4 月に合併し『東かがわ市』となった。東讃漁協の本所は高松駅から特急「うずしお」で約 30 分の旧大内町、現在の三本松にあり、平成 12 年の白鳥本町漁協と東讃漁協(昭和 45 年に5漁協が合併)の合併以後の拠点となっている。瀬戸内海でも東側の播磨灘に面する一帯で穏やかな気候と自然・海況環境に恵まれた所だ。
中山彰人さん
“三本松”という駅名が何となく 気に入り「近くに由緒ある松の木でもあるのかな」と思い駅の売店で聞いてみたが、「特にない」ということだった。駅から電話を入れると販売部の中山彰人さんがすぐに4 WD の車で迎えに来てくれた。

 

活魚水槽を見つける

活魚水槽 のり刈り船。後方は漁協建物

 漁協の本所は駅から車で数分の三本松港にある。天気の良い日だったが沖には波があったらしく漁港にはたくさんの漁船が停泊していた。よく見ると、事務所の1階にある荷捌き場前の岸壁には底びき漁船などが、向こう側にはのりを採集する“のり刈り船”が止められていた。荷捌き場の壁沿いに設置された活魚水槽で作業をしている人を見つけた。小型定置網漁をしている青木茂さんで、「今日は 10 時に出て帰ってきたところ。これからはスズキ・カレイ・タイが入る」と話してくれた。定置網は潮が引き潮から満ち潮に変わる時をみて揚げるそうで、「冬は潮が播磨灘から鳴門海峡に出て行く。今年は海水温が1〜2度高い」と言う。

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