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マイワシマイワシ食ばなし

食材としてのマイワシ
 鮮度の良いイワシは高級魚に負けず劣らずのうま味を持つ。おいしいだけではなく、手軽に食べることができ、また各種の豊富な栄養を含むことから、自然が生んだ天然の機能性食品、健康食品とよばれている。特にEPA(エイコサペンタエン酸)の含有量は水産物の中で一位、DHA(ドコサヘキサエン酸)も多く含むため、幼児からお年寄りまですべての人々に食べてもらいたい食材である。イワシには「マイワシ」「カタクチイワシ」「ウルメイワシ」があるが、一般的になじみがあるのは「マイワシ」。
 全国で漁獲されることから、古くから郷土料理の素材として使われている。マイワシの水揚量は158,800トン(平成12年)。

◆マイワシの今(2003年/3月)
マイワシ写真



比べてみれば!マイワシの値段

(キロ当たり)
浜値(銚子漁協) 189円〜59円
東京市場(築地) 1000円〜500円

(平成13年5月31日現在)




旬と産地

春から秋にかけてがとれごろで、旬は地方によって異なるため一年中とれるが、梅雨の時期のマイワシは「梅雨イワシ」と呼ばれ美味。1月〜4月には、イワシ全体の漁獲量は日本での総漁獲量の約3分の1を占める。
産地は北海道から九州まで広く分布し、各地で水揚げされる。
旬のものでも湾内でとれたものの方が、外海でとれたものより脂のりがいいといわれている。

国産物の生産地トップ3 (平成12年)
1)茨城県
2)千葉県
3)三重県



栄養〜マイワシに多く含まれる栄養と効能〜
栄養素
EPA(エイコサペンタエン酸)
DHA(ドコサヘキサエン酸)
カルシウム
タウリン
セレン




〜これに効く!〜
動脈硬化予防
脳細胞の発達
妊娠時の健康作り
情緒の安定
血圧を正常に保つ
抗酸化作用を持つ
ガン予防
老化防止



漁師直伝!おいしいマイワシの見分け方
目が白濁色ではなく、澄んでいる
ウロコがついている。
排泄口が開いてなく、しまっている。
おなかにハリとツヤがあり、銀白色のもの。
全体にツヤがある。



マイワシの漁法
定置網(あみ)漁
まき網(あみ)漁




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