----- オホーツク海とサロマ湖の自然を舞台に(P6)-----
北海道湧別漁協
セリ場でも目立ったエビ
セリ場風景
 7時半に始まる市場のセリを見ることにした。荷捌き場にはカラフトマス・カレイ・カス
ベ・シジミなどが並べられていたが、ホッカイシマエビだけは特別待遇で(土間に直接ではなく)台上に置かれていた。湧別市場の買受人は57人が登録されているが、エビの仲買人は約20人とか。
雲津幸治さん
生産者ごとに仕上がり具合に違いがあるらしく、仲買人にもそれぞれ好みがあるという。"カギ取り"と呼ばれるセリ人が1箱ずつ競っていくが、湧別の場合は下げセリだ。 販売部長の雲津幸治さんによると、相場はカレイが`700円、エビは平均で`2,700円とか。「栽培漁業が主なので水揚量の変化は少ない。生産、価格とも安定している」と。また、「市場が手数料で生きるのは時代にマッチしない。直販が今後の販売事業を左右する」とも話してくれた。
ホッカイシマエビ
カラフトマス


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セリ場でも目立ったエビ
サロマ湖の冬はカキ
婦人部の皆さんと