----- 町ぐるみの販売事業展開と天下の絶品“マコガレイ” (P2)-----
北海道・ 上磯郡漁協
底建網漁の水揚げと青年

   「網起しは潮の状況で変わる」そうで時間がはっきりしないと言う事だったが、待っていると数隻の漁船が入港してきた。
マコガレイ
山本章雄君と父親
最初の船からは中学生(?)とも見える青年がカレイの一杯入った生簀カゴを持って降りてきた。漁業研修所に通う山本章雄君( 18 歳)で、父親と一緒に沖の網起しから戻ってきたところだった。二人は早速、カゴの中の魚を選別用の生簀に移し選別・計量作業を始めた。カゴから出たカレイは口をパクパクさせながら体を起して跳ね元気そう(?)だった。「海水が出入りする船の魚層で活かして運んでくるので死ぬことはほとんどない」そうで、窮屈な狭いカゴから生簀に出た魚は背伸びでもしていたのだろう。山本君は1尾の魚を手にし、父親から「マコガレイとイシガレイの違い」などの教授を受けていた。

 青年部長の西山徹さん兄弟の乗った船も水揚げを始めた。「魚が酸欠を起こさないように 漁獲後から出荷までの時間をなるべく少なくする 。生簀カゴには暑い時は 10 `を目安に入れる。それ以上入れると魚が弱るから」と話してくれた。富森さんから「ヒラメは肉食で口が大きく左を向いている。
殻つきのホタテ
カレイは貝類・海藻を食べ、口は小さく右向きである。 」と説明を受けたものの、どうも見分けに確信が持てない。

  養殖ホタテを積んだトラックも到着し、生簀棟の一角に積み上げられたカゴの上からは塩水が絶え間なく流されていた。「冷却効果と活かすため」だそうだ。ホタテは全て殻付きで出荷される。


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