味で勝負のシラス干し!

シラス干し加工では、まず釜ゆでにする。
   加工場で出来上がったばかりのシラス干しを試食。うまい!
「味のよさでは自信があります。でも、伊勢湾や三河湾の内湾で漁獲されるシラスは、外海のに比べるとやや黄色っぽいので、
釜ゆでのシラスを試食する小久保さん。
シラス干しにしても人気がありません。黄色みは脂がのっているからで、むしろ味がいい証拠なのです」
  味ではなくて、見た目で判断されるのが、小久保さんにはよほど口惜しいにちがいありません。消費者の一人として、これからはやや黄色くても、味のよさでシラス干しを選んでみたい。
  シラス加工のかじやが経営するホテルかじやに1泊。夕食には海の幸がズラリ。さらに加えて、刺身、釜炊き、佃煮、玉子とじ、てんぷらなどのシラス料理が食膳を飾り、シラス好きのぼくは大満足。なお、かじや(рO569・67・2122)では、電話注文でシラス干しを送ってくれます。500グラムで1500円(送料別)。
 
釜ゆでのシラスを乾燥機にかけると、見なれたシラス干しになる。
 
乾燥機から出てきたところを箱詰めにする。


 
箱詰めのシラス干し。この状態で消費地へ。
 
シラスの天日干し。


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3隻の漁船でシラスを追う
船頭の腕前がものをいう
塩分3・5パーセントの甘塩
味で勝負のシラス干し!

生シラスの吸い物。
産地ならではの美味。