----- 日本海を望む海岸線120kmの漁師が一致団結した(P7)-----
 
鳥取県・鳥取県漁協
海鮮市場“かろいち・かにっこ館”
 
海鮮市場「かろいち」
漁港の南側に鳥取港海鮮市場『かろいち』がある。ここは港の土地区画整備事業の一環として平成14年にできたもので、県漁連・仲買組合からなる「賀露中央海鮮市場協同組合」が運営している。中にはJF鳥取漁連の店をはじめ大型魚屋が4店舗あり、港で揚がったばかりの新鮮な魚介類や加工品が販売されている。カニの水槽を覗くと立派な大型の松葉ガニが入っていて、大阪から来たという2人組の観光客が「買うかどうか思案中?」の様子だった。ハタハタはどの魚店でもザルに盛って生で売られていた。ハタハタはこれまで干物しか見たことがなかったので「刺身を食べ
ハタハタ「かろいち」
てみたい」と思った。ここには他に地元の野菜や果物、農産加工品などを売る店や、寿司店、海鮮料理店などもあり地元の味をその場で楽しめるようにもなっている。
 「かろいち」の隣にある鳥取県立とっとり賀露『かにっこ館』も興味深い。展示室には松葉ガニや鳥取県が水揚げ量日本一のベニズワイガニのほか、タカアシガニやオーストラリアオオガニ、変わり者のカニなどが水槽を通して観察できる。壁に張られたパネルには、カニに関するいろんなデータやカニにまつわる話などが掲示されていたので真剣に読んでしまった。その他、作業準備室の稚ガニ育成水槽なども見れるようになっていて、体験実習室では様々なイベントも行われるらしい。
 
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小型底引き漁船が入港した
海鮮市場“かろいち・かにっこ館”
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