-----海女の歴史が息づく奥能登に冬の日本海漁業があった(P4)-----
石川県・輪島市漁協
雨の中で中型底引き網漁船が水揚げ
 
中型底引き網漁船入港、水揚げ
 昼間の好天気から一変し夕方からは雨が降り始めた。販売課の事務所で午後6時に入港するという2隻の中型底引き網漁船を待っていると1本の電話が入り、「舳倉島に13mの風が出てきた」と言う。「午後2時までは5mだったのに突然13mになった。珍しいことだ」と。風が10m出ると検討し、その後の天気予報が悪いと操業を停止し帰港するそうで、ちょっと心配だ。
午後6時過ぎ、中型底引き網漁船が入港し雨の中で水揚げが行われた。この2隻『やまと丸』『泰昌丸』はメギス狙いの漁で、それぞれ200箱、240箱が水揚げされた。メギスはすべて船上で箱詰め(1箱5`)され、手渡し方法で岸壁に横付けしたトラックへ次々に詰め込まれる。船主が直接出荷するそうだが、漁協職員も雨具を付け荷揚げ作業を手伝っていた。昼間、荷捌き場でメギスの腸を取り干物を作っていた女性が「スリ身にして団子汁にしたり天ぷらにしても美味しい。活きがいいと頭を取ると同時に腸も取れる」と言っていたが、関東ではあまり馴染みがない。
 
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雨の中で中型底引き網漁船が
水揚げ
ハマチが好漁で高値出る
セリには朝市の出店女性陣が
女性部と地元の料理
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